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ましこう
シアター支配人
🟣九州そら-まーくつー
〇おっとり優しい解説担当アンドロイド。ずんだもんをからかって遊ぶのが好き。深読みと観察日記が日課のお姉さん。

🫛ずんだもん-緑の妖精
△自称「天才映画評論家」だが、実際はにわかファンでアホの子。面白くないとすぐ寝る妖精

✍️ましこう
✜2人をまとめる支配人。バイクを乗り回すことが趣味

3人の茶番劇でくすっと笑える記事を作っていますので、少しでも興味がある方は、ぜひお立ち寄りください‼

【名作アーカイブ】『コードギアス 反逆のルルーシュ』|「正義」を捨てて”悪役”になる覚悟。絶対に詰んではいけない修羅の道を徹底解説!|そらとずんだもんの夜更かしシアター

※本記事の前半は未視聴の方も読める内容ですが、「『コードギアス』名場面レビュー」の見出し以降はR2最終話までの結末を含みます。未視聴の方はぜひ視聴後にお戻りください。


先日の特選リスト「”続きを待たなくていい”3本——10年経っても語り継がれる、完結済み覇権アニメ3選」で、ずんだもんが熱く推した『コードギアス 反逆のルルーシュ』。

今夜はあの一作を、たっぷり50話分、深掘りしていきます。


目次

開演前の三人から一言

ましこう

さて今夜は、前回のリストで泣く泣く紹介を短くした『コードギアス 反逆のルルーシュ』を、ガッツリ語り尽くしますよ!

緑の妖精

クックック……待っていたのだ。ついにボクの愛する覇権アニメを布教する時が来たのだ!

そら

あれ〜?前回の『コンビニ店員・永遠ストーカー事件』のトラウマはもう大丈夫なんですか〜?

緑の妖精

ギクッ!? そ、それはもう忘れたのだ! 今日はボクと同じ天才キャラ、ルルーシュのカッコよさについて本気で語るのだ!

ましこう

……そのルルーシュのモノマネで、前回「特大のネタバレ」をぶっ込みそうになったのも忘れてませんよね?(笑)

緑の妖精

ぐぬぬ……あ、あれはちょっとした不注意なのだ! 今日のボクはネタバレ配慮も完璧な、天才ずんだもん様なのだぁ!

そら

……また廃ビルに追い詰められるような真似はしないことですね〜♪ まーくつーの演算能力でも、助けられる自信がないですからね〜

緑の妖精

わ、わかっているのだ! 今日は大人しく、真面目に解説するのだ!

💡 他の「完結済み覇権アニメ」を知りたい方は

ずんだもんが「10年経っても語り継がれる」と豪語した、今すぐ一気見できる完結済みアニメのリストは、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。「コンビニ店員・永遠ストーカー事件」の全貌も、こちらから!


『コードギアス 反逆のルルーシュ』ってどんな作品?

公式による「1分間の超特急おさらい動画」です。
まずはこれで、ルルーシュという主人公の魅力と世界観をサクッと掴んでみてください!

作品データ

  • 原作:オリジナル企画
  • 制作:サンライズ
  • 監督:谷口悟朗
  • 脚本:大河内一楼
  • キャラクターデザイン原案:CLAMP
  • 放送期間:第1期 2006年10月〜2007年7月(全25話)/R2 2008年4月〜9月(全25話)
  • ジャンル:ロボット/戦争
  • 配信:DMM TV/Netflix/Amazon Prime Video ほか
ましこう

舞台は超大国ブリタニアに支配され、「日本」という名前すら奪われた近未来の日本です。そこに隠れ住んでいた元皇子のルルーシュが、謎の少女から「絶対遵守の力」を授かり、仮面のテロリストとして祖国に反逆していく……というのが大筋ですね。

緑の妖精

……なんだか、設定が重いのだ。

ましこう

あれれ? さっきまであんなに張り切ってたのに(笑)

緑の妖精

推した時のテンションと、いざシリアスな解説を聞く時のテンションは別なのだ!

そら

あら〜♪ そうやって、なんでも前向きになれちゃうのは、ある意味で素敵な才能ですよ〜♪

緑の妖精

ふふん! さすがはそらなのだ。ボクの非凡な才能にようやく気づいたのだな!

緑の妖精

……って、それだとボクが単に「都合のいいことしか考えてないヤツ」ってことにならないか!?


なぜ今、この作品なのか

ましこう

本作が他のアニメと決定的に違うのは、主人公が「正義のヒーロー」じゃなく、「悪役」を選ぶことです。

緑の妖精

……えっ。ヒーローじゃないのだ?

ましこう

違います。ルルーシュは妹が安心して暮らせる世界を作るためなら、嘘も、暗殺も、一般市民を巻き込む作戦も容赦なく実行します。

そら

「目的のためなら手段を選ばない」を、最後まで貫き通す主人公なんですね〜♪

ましこう

そう。普通なら「本当はいい奴でした」「仕方なかったんです」と弁明しがちですが、本作は逃げない。「悪は悪。その罪を引き受ける覚悟があるか」を50話かけて問い続けるんです。

緑の妖精

……ふっ、そんなの、ボクなら一瞬で覚悟を決めるのだ。

ましこう

前回、ギアスのおやつの命令だけで人生詰みかけてましたよね。

緑の妖精

あ、あれは練習なのだ! 練習!

そら

それじゃあ、ずんだもんの「覚悟レベル」をちょっと試してみましょうか〜♪

緑の妖精

何でも来いなのだ!ボクの覚悟は鋼なのだ!

そら

目の前にホカホカのずんだ餅を置いて、3分間『待て』ができるかのテストですよ〜♪(スッ……)

緑の妖精

ホカホカのずんだ餅なのだ!? 3分なんて待ってられないのだ! いただきまーすなのだ!!(飛びつく)

そら

……覚悟テストは開始1秒で終わっちゃいましたね~ ♪
カップラーメンの待ち時間すら持ちませんよ〜

ましこう

ルルーシュの覚悟、50話続くんですよ?

緑の妖精

ルルーシュは甘いのだ! ずんだ餅より甘々なのだ! 3分間の我慢に比べたら、世界への反逆なんて近所のおつかいレベルなのだぁ!(もぐもぐ)

ましこう

アハハ(笑)。……ずんだ餅のせいで完全にバグってますね。さて、ずんだもんの言い訳はさておき、そろそろ本題に入りましょう。

ましこう

『コードギアス』を語る上で欠かせないのが、主要キャラクターたちが抱える「正義の対立」です。
一言で「世界を救う」と言っても、そのやり方は人それぞれ。なぜ彼らが親友でありながら殺し合わなければならなかったのか、そのプロフィールを見ていきましょう。


すれ違う「正義」たち。主要キャラクター紹介

スクロールできます

ルルーシュ・ランペルージ
CV:福山潤

亡国の元皇子。妹のために、世界を「壊す」ことを選ぶ。

枢木スザク
CV:櫻井孝宏

ルルーシュの幼馴染。ブリタニア軍に身を投じ、組織の内側から「変える」ことを選ぶ。

C.C.(シーツー)
CV:ゆかな

ルルーシュにギアスを与えた不老不死の少女。ピザがとにかく好き。

ナナリー・ヴィ・ブリタニア
CV:名塚佳織

ルルーシュの妹。盲目で歩けない。彼が戦う、たった一つの理由。

ユーフェミア・リ・ブリタニア
CV:南央美

善意の塊のような第三皇女。武力ではなく、対話で世界を救おうとする。

ましこう

本作の魅力は、それぞれが自分の信じる「正義」のために命を懸けて戦っているところですね。

そら

特に、主人公のルルーシュさんと、親友のスザクさんの対比が物語をより深くしていますね〜♪

ましこう

はい。同じ「世界を変えたい」でも、ルルーシュは外から武力で壊す。スザクは内側から制度を変える。どちらも本気で正しいと思っているからこそ、激しくぶつかり合うんです。

緑の妖精

……つまり、その二人が組めば最強なのだ! 力を合わせれば、ブリタニアなんて秒殺なのだぁ!

ましこう

まあ、それができれば一番いいんですけど、それができないから50話続くんですね。

緑の妖精

なんでなのだ!? 仲良くすればいいのだ!

そら

ふふ♪ 以前お友達と「ずんだ餅の最後の一個」を取り合って、一ヶ月ほど絶交していたことがありましたよね〜♪

緑の妖精

……あるのだ。(スッと目を逸らす)

そら

ずんだ餅一つでそれだけ修羅場になっちゃうのに、世界の形を懸けて争う二人が、簡単に手を取り合えるわけがありませんよ〜♪

緑の妖精

……た、たしかにそうかもしれないのだ。でも、ボクのずんだ餅の話と一緒にしないでほしいのだぁ!

ましこう

(笑)。……そして、忘れてはいけないのがルルーシュの妹、ナナリーです。彼女を守ることこそが、ルルーシュが戦う最大の理由でした。

そら

「妹のために世界を変えるはずが、その世界が妹を傷つけていく」——この逃れられない皮肉が、本作の根っこにあるんですよ〜♪

ましこう

そう。ルルーシュの「正義」は、最初から大きな矛盾を抱えているんです。


「ギアス」の本当に怖いところは、最強の力じゃない

最強の力を手に入れたはずのルルーシュが、なぜ絶望的な表情を浮かべるのか
ましこう

前回の特選リストでも触れましたが、改めて。「ギアス」とは、目を合わせた相手に絶対の服従を強いる力です。

緑の妖精

おさらいしすぎなのだ! ボクはもうマスターしてるのだぁ!

ましこう

あれ? 前回、コンビニの店員さんにギアスをかけようとして、廃ビルに追い詰められそうになってませんでした?(笑)

緑の妖精

そ、それもすべて織り込み済みの天才的な作戦だったのだ!

そら

あら〜♪ 計画通りだなんて、ずんだもんはもう天才を超えた何かですよね〜♪

緑の妖精

そうなのだ! ボクは天才を超えた超天才なのだぁ!(ドヤ顔)

ましこう

(完全に調子に乗っちゃった……)。えー、話を戻しますね。
実はこのギアス、物語が進むほどに「ある側面」が怖くなってくるんです。

緑の妖精

「絶対遵守」より怖いことなんてあるのだ?

ましこう

はい。ギアスは、一度でも使った相手とは、二度と「対等な関係」に戻れなくなる力なんです。

そら

……えぇ~、それは……。

ましこう

友人に使えば、その友人はただの「命令を聞く人形」になる。家族に使えば、もう「本当の家族」ではなくなる。ルルーシュは戦えば戦うほど、自分の周りから対等に話せる相手を失っていくんです。

緑の妖精

……それ、ぜんぜん最強じゃないのだ。

ましこう

そう。だから、第1話で魔女C.C.(シーツー)がルルーシュに告げた言葉が、50話かけて重くのしかかってくるんです。――『王の力はお前を孤独にする』と。

そら

どんな願いも叶う魔法の力に見えて、実は自分を世界から切り離してしまう呪いなんですねぇ……

緑の妖精

……ボクは別に、ギアスなんか欲しくないのだ。最初からちっとも欲しくなかったのだぁ!

ましこう

ええっ? 前回まで「覇道(はどう)への第一歩だ!」って、あんなにウキウキだったのに。

緑の妖精

記憶にないのだ! ボクは知らないのだー!

そら

あれれ~、おかしいですね〜♪ 私のデータには、ずんだもんから「覇王の歩みとして記録しておくのだ!」と頼まれたログが、バッチリ保存されていますけど〜♪

緑の妖精

そ、そんな黒歴史データ、今すぐ消去するのだぁ!! ボクは孤独な王様になんて絶対になりたくないのだーー!!


こんな夜更かしにぜひ

■夜更かしシアター推奨ポイント
  • 主人公が完璧な「正義のヒーロー」じゃない作品が観たい夜
  • バトルだけじゃなく、頭脳戦・政治劇・心理戦をじっくり味わいたいとき
  • 「目的のために、どこまで手を汚せるか」を真剣に問う物語を観たい夜
  • 週末+平日の夜を使って、骨太な全50話を一気に駆け抜けたいとき
そら

本作は、「綺麗事だけでは世界は救えない」という、大人にこそ刺さる物語ですよね〜♪

ましこう

そうなんです。仕事をしてると、会社の方針に納得はいかないけれど、自分が泥を被るしかない……なんて理不尽なこと、ありますよね。そんな時、ルルーシュの孤独が痛いほどわかるんですよ……。

緑の妖精

……ましこうの目が、完全に死んだ魚のようになっているのだ。

そら

社会人としての疲労が、隠しきれずに溢れ出ていますよ〜♪

ましこう

……すみません。不意に月曜の朝礼を思い出してしまって……。

ましこう

……今日帰ったら、洗面所の鏡に向かって「明日も元気に出社しろ」って自分にギアスをかけます。

緑の妖精

最強の力の使い道が悲しすぎるのだ……。


配信で『コードギアス』を観るなら

緑の妖精

クックック……大妖精のボクから、読者のみんなに最強のサービスを教えてやるのだ!ひれ伏して聞くのだぁ!

そら

あら~。ずんだもんが有益なことを教えてくれるなんて、明日は槍でも降るんですか〜?

緑の妖精

失礼なのだ!ボクだってたまには役に立つのだ!

ましこう

今夜の夜更かしシアターのおすすめは、DMM TVですね。

緑の妖精

ちょっと! ボクの見せ場を横取りするななのだ!

緑の妖精

ええと、そのDMMなんとかは、なんと『初回14日間無料』なのだ!

そら

わあ〜♪ それは素晴らしいですね〜♪ ちなみに、無料期間が終わったあとの料金はおいくらなんですか〜

緑の妖精

も、もちろん……ボクの権力で一生タダにしてやったのだぁ!(冷や汗ダラダラ)

ましこう

嘘を言っちゃダメですよ(笑)。正しくは月額550円(税込)です。でも、ワンコインちょっとで『コードギアス』の全50話が見放題になるので、コスパは間違いなく最強クラスですね。

緑の妖精

ふっふっふ、甘いのだましこう。14日間で50話を一気見してしまえば、実質タダでルルーシュの生き様を最後まで見届けられるのだぁ! これぞ大妖精の知略なのだ!

そら

……大妖精の知略、ずいぶんとセコいですね〜♪

ましこう

まあ、一度観始めたら止まらなくなる作品ですからね。ずんだもんの言う通り、14日間あれば意外と一気に駆け抜けられるかもしれませんよ。

夜更かしシアターのおすすめは、月額550円・初回14日間無料の DMM TV です。第1期&R2の全50話が見放題で、無料お試し期間中でも、週末+平日の夜を駆使すれば一気見できるボリューム。

💡 視聴情報まとめ

動画配信サービス: DMM TV(初回14日間無料トライアル実施中)

配信状況: 『コードギアス 反逆のルルーシュ』(第1期・第2期)全50話が見放題

※2026年5月現在、配信状況は変動する可能性があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。


⚠ ここから先は、『コードギアス』名場面レビュー

ネタバレ注意

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⚠️ ここから下は、R2最終話までのネタバレを含みます。

未視聴の方は、ぜひ視聴後にお戻りください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ましこう

ここから先は、観た人と一緒に振り返るセクションです。

そら

未視聴の方は、ここでそっとブラウザを閉じていただいて、また50話を駆け抜けたあとにお戻りくださいね〜♪

緑の妖精

ボクたち、ここで待ってるのだ!


名場面①:第1話「魔神が生まれた日」——覚悟の始まり

(※画像をタップで再生)
自らの手を汚す「覚悟」を決め、孤独な反逆が幕を開ける瞬間
ましこう

第1話、シンジュク事変。テロ事件に巻き込まれたルルーシュは、ブリタニア兵に銃口を向けられ、絶体絶命の状況に陥ります。

緑の妖精

普通なら、ここで詰んでるのだ……。ボクなら迷わず降参してやるのだ

ましこう

(笑)。しかし、そこに現れた謎の少女・C.C.から「ギアス」を授かったことで、状況は一変します。ルルーシュは目の前の兵士たちに、一切の躊躇なく命じるんです。「死ね」と。

そら

すると兵士たちは、抵抗するどころか、どこか晴れやかな顔で自らに銃口を向け……引き金を引きましたよね~

緑の妖精

怖すぎるのだ!! 第1話から主人公がやることじゃないのだ!

ましこう

でも、この非情な命令の裏には、彼の「覚悟」が詰まっているんです。それが、本作を象徴するあの名セリフ。

そら

「撃っていいのは、撃たれる覚悟があるやつだけだ」——ですね〜♪

ましこう

「他人の命を奪うなら、自分の命を差し出す覚悟はあるか?」この問いが、最終話までの50話、戦い続けるルルーシュ自身にずっと跳ね返り続けることになります。

緑の妖精

……第1話で、もう50話分の重い約束を自分と交わしてたのだな。

ましこう

そうなんです。だからこの作品は、最終話まで観たあとに第1話を見直すと、最初とはまったく違う重さで心に響くんですよね。


名場面②:第14話「ギアス対ギアス」——自分を消すという選択

彼女の平穏のために、自分という存在を記憶から消し去る
ましこう

もう一人のギアス使い、マオの登場回ですね。マオは他人の心を読む力を使い、ルルーシュの大切な友人・シャーリーの心の隙を容赦なく突いてくるんです。

そら

シャーリーさんは、お父様をナリタの戦いで亡くされたばかりでしたよねぇ……

ましこう

はい。しかも、そのお父様を奪った「土砂崩れ」を引き起こしたのが、他ならぬゼロ=ルルーシュ自身だという残酷な事実を、マオが彼女に突きつけるんです。

緑の妖精

……シャーリーちゃん、ずっと知らないままだったのに……。マオって奴、性格が悪すぎるのだ!

ましこう

ルルーシュは、マオの精神攻撃から彼女を救う唯一の方法として、ある決断を下します。

そら

彼女の中から、自分自身に関する記憶を、まるごと消去することを選んだんですよね〜

緑の妖精

……自分が、大好きな人の人生から完全に消える道を選んだのだ?

ましこう

はい。シャーリーはルルーシュとの大切な思い出をすべて失い、翌日からまた「何も知らない同級生」として、彼に笑顔で挨拶することになります。

緑の妖精

…………それ、ただお別れするより、ずっと辛いやつなのだ。(ぐすっ)

そら

ふふっ♪そんな風に誰かの痛みに涙を流せるのは、素敵なところですよ〜♪

緑の妖精

……っ、まっすぐ褒められるとちょっと照れるのだ。
でも、ボクだって悲しいものは悲しいのだ……。ルルーシュが可哀想すぎるのだ。

ましこう

そうですね。……でも、これがルルーシュの「悪」の本質なんです。誰かを救うために、自分だけが消えていく。感謝されるためではなく、一人で罪を背負うために、彼はあえて「悪役」であり続ける道を選ぶんです。


名場面③:第22話「血染めのユフィ」——たった一つの口の滑り

本当に何度観てもこの現実を受け止めたくない
ましこう

そして、本作最大の悲劇が起こる回です。ユーフェミア皇女が「行政特区日本」を発表し、ルルーシュの反逆する理由そのものを、善意で塗り替えようとします。

そら

素晴らしいご提案でしたよね〜 ♪武力ではなく、対話と制度で日本人を救おうとなさったんですから〜

ましこう

ルルーシュも、ついに彼女の純粋な想いを受け入れようとするんです

緑の妖精

……なんだ、よかったのだ! ちゃんと和解して、ハッピーエンドなのだ!?

ましこう

ところが、ここで最悪のタイミングでギアスが暴走するんです。ルルーシュが何気なく、「たとえば、日本人を皆殺しにしろ、とかね」と、ほんの冗談を口にした瞬間——その言葉が、絶対遵守のギアスとして発動してしまう。

そら

ユーフェミアさんの瞳が、赤く染まるんですよぉ……

緑の妖精

嘘……まさか、そんな偶然……。

ましこう

善意の塊だったユフィが、自らの意思とは無関係に、大量虐殺の引き金を引いてしまう。会場は一瞬で地獄絵図と化します。

緑の妖精

酷すぎるのだ……。その日のために頑張ってきた、彼女の優しい気持ちはどこに行くのだ……。

ましこう

どこにも行けません。そして、その暴走を止めるためにルルーシュが取った選択は——自らの手で、彼女を撃つことでした。

そら

……っ。そんなの、あんまりですよぉ……。

ましこう

彼女の最期、看取ったスザクは「特区は大成功だよ」と嘘をつきます。彼女は自分が犯した罪を知らないまま、彼の言葉を信じて、笑顔で息を引き取るんです。

緑の妖精

…………ボク、これから絶対に、冗談でも変なことを言わないようにするのだ。今日から口にチャックして生きていくのだ!

そら

ずんだもんのその『覚悟』、今度は何秒持つか楽しみですね〜♪

緑の妖精

うっ……。こ、今回はマジなのだ……。

ましこう

(笑)。……でも本当に、言葉一つで世界がひっくり返る。ルルーシュが抱えていた「絶対にミスが許されない」が、最も残酷な形で崩れ去ってしまう回なんです。


名場面④:R2 TURN19「裏切り」——ロロが、最後に兄になった夜

ましこう

R2の終盤。シュナイゼル皇子が、黒の騎士団の幹部たちにルルーシュの正体を暴露してしまいます。「ゼロはブリタニアの皇子であり、人を操る『ギアス』の力を持っている」と。

緑の妖精

……ぜんぶ、バレちゃったのだ。

ましこう

仲間たちは「自分たちは、最初から皇子の操り人形にされていたのか」と疑心暗鬼になり、ルルーシュに一斉に銃口を向けるんです。彼が長い時間をかけて築き上げた信頼が、たった一夜で全て崩れ去ってしまうんですよ。

そら

……そして、すべてを失った彼の側に最後までいたのが、皮肉にも「偽物の弟」——ロロだったんですよぉ……

ましこう

はい。ロロは本来、ルルーシュを監視・抹殺するために送り込まれた暗殺者でした。「弟」という役を演じさせられていただけの存在。

緑の妖精

……でも、ロロは、ルルーシュを「兄さん」として、本気で愛してたのだ……。

ましこう

そう。ロロは「使うたびに自分の命を削るギアス」を限界まで連続で使い、ボロボロになりながらルルーシュを敵地から脱出させます。そして最期に「兄さん」と呼んで、静かに息を引き取るんです。

そら

ルルーシュさんが彼を、嘘偽りなく「弟」として本当に認めたのも、最期のその瞬間だったんですよねぇ……

緑の妖精

……(ぐすっ)

そら

ふふっ♪ ずんだもんの目と鼻からの、異常な発汗現象……しっかり『記録』しておきますね〜♪(メモメモ)

緑の妖精

メモするなぁ!

ましこう

(笑)。……でも、本当に泣けるシーンですよね。すべてを失った夜に、最後までそばにいてくれたのが『偽物だったはずの弟』だなんて。こういう容赦ない運命の皮肉があるからこそ、コードギアスはたまらないんです。


名場面⑤:最終話「Re;」——ゼロレクイエム

ましこう

そして、ついに迎える最終話。ルルーシュは世界を統一し、第99代ブリタニア皇帝として君臨します

緑の妖精

……じゃあ、最後はハッピーエンドなのだ?

ましこう

違います。彼はすべての国を武力で制圧し、世界中の憎しみを「自分一人」に集中させた上で、ある計画を実行に移すんです

そら

世界中の憎しみを一人で引き受けて……英雄に討たれる。そうやって憎しみの連鎖を断ち切る、悲しい計画だったんですよねぇ……

ましこう

はい。そして、その英雄「ゼロ」を演じるのが、最大の親友でありライバルでもあったスザクです

緑の妖精

……自分で計画して、たった一人の親友に自分を殺させるのだ

ましこう

そう。これが「ゼロレクイエム」。自らが最大の悪として討たれることで、世界を救おうとしたんです。刺されたルルーシュが最期に遺した言葉は……

そら

『俺は……世界を壊し、世界を……創る……』でしたよねぇ…

緑の妖精

……でも、ナナリーちゃんはどうなるのだ? お兄ちゃんが世界で一番の悪人だと思い込んだまま、生きていくのだ?

ましこう

いえ……最期の最期、倒れたルルーシュの手をナナリーが握ったときに、彼女だけは彼の本当の目的に気づいてしまうんです

緑の妖精

ぇっ……

ましこう

「お兄様、愛しています!」と泣き叫ぶ彼女に見守られながら、ルルーシュは何も語らず、静かに息を引き取ります

そら

第1話の『撃っていいのは、撃たれる覚悟があるやつだけだ』という言葉を……ご自身の命で完遂されたんですよぉ……

緑の妖精

……自分の覚悟に、最後まで嘘をつかなかったのだ……(ボロボロ)

ましこう

50話かけて、ルルーシュが自分の覚悟を貫き通したこの結末は、アニメ史に語り継がれる屈指のラストシーンだと思います


観終わった夜に、ひとつだけ

ましこう

本作を観終わった後、たぶん多くの人は、しばらく動けなくなります。

そら

ましこうも、かつてはそうだったんですか〜?

ましこう

……はい。私はもう10年以上前に観終わっているんですが、いまだに「記憶を消してもう一度、最初から観たい」と思うくらいです。

緑の妖精

おおっ! 古いアニメなのに、それくらい今のアニメに劣らない名作なのだな!

ましこう

最近おすすめして一気見した私の友人も、観終わったあと3日間ほど「ルルーシュ……」としか喋らない廃人になっていましたから。

緑の妖精

10年以上前の作品なのに、現代人にも特効薬レベルで効いてるのだ……!

ましこう

時代は経ちましたけど、衝撃は色褪せません。今から一気見する皆さんも、最終話を観る時は絶対に「翌日が休みの日」にすることをおすすめします。

緑の妖精

……ふっ。ボクも、いつかルルーシュみたいな「本物の覚悟」を持ちたいのだ。

そら

ずんだもんのその『志(こころざし)』だけは、立派な主人公級ですよね〜♪

緑の妖精

……ふふ、ボクも成長したのだ。

そら

ふふっ♪ それならその成長を、さっきの『ずんだ餅3分耐久』で見せてくれますか~? 今ならまだ、お餅も温かいですよ〜♪

緑の妖精

そ、それは別腹……じゃなくて、話が別なのだぁー!

ましこう

(笑)。……それでは、皆さまの夜更かしが、一生モノの素敵な時間になりますように。次回もお楽しみに!


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こちらでも夜更かしにおすすめ作品を紹介しています!


記事下の紹介エリア

ずんだもん 緑の妖精

自称・天才映画評論家!難しいことは苦手だけど、派手なアクションや感動にすぐ号泣しちゃうのだ。ボクの直感は「最高」なのだ!
VOICEVOX:ずんだもん 立ち絵:akihiyo

九州そら まーくつー

おっとり優しい解説担当アンドロイド。 ずんだもんをからかうのが好き。 深読みと観察日記が日課のお淑やかなお姉さん。
VOICEVOX:九州そら 立ち絵坂本アヒル

ましこう シアター支配人

2人をまとめる進行役。作品のあらすじや見どころを、誰にでも分かりやすく解説します。クスっと笑える記事を目指しています。休日はツーリングが趣味

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この記事を書いた人

アニメと映画をこよなく愛する「夜更かしシアター」支配人のましこうです。
最新作から不朽の名作まで、そらとずんだもんの対話を通じて「今見るべき一作」を分かりやすくご紹介します。

「どの配信サイトで見ればいいの?」と迷っている方へのナビゲートもお任せください。
観終わったあとに「あぁ、面白かった!」と満足してもらえるような、作品選びの参考になるブログを目指しています。バイクを乗り回すのが趣味です。

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